Approach
「個人の能力開発」と「組織の可能性の発揮」をつなげる視点から
組織のポテンシャルを最大化するためのアプローチ
これまで多くの企業では、「一人ひとりの能力を伸ばせば、組織の力も自然に高まる」という考え方が主流でした。
確かに個人の成長は大切ですが、実際には優秀な人材が集まっても、意見の対立や感情的な衝突によって組織全体のパフォーマンスが十分に発揮されないケースも少なくありません。
一方で、順調な組織では、個人の能力の総和を超えた力が生まれています。
そこには「協力し合える関係性」や「質の高いコミュニケーション」が存在しており、組織としての可能性(ポテンシャル)を最大限に引き出しているのです。
わたしたちは、この 「個人の能力開発」と「組織の可能性の発揮」をつなげる視点を大切にしています。
従来の研修は、知識やスキルを中心に扱い、個々人が習得することを目的としてきました。
その結果、個人の学びは進んでも、組織やチーム全体の関係性や働き方の変化にはつながりにくい、という課題がありました。
業務上の技術的な知識やスキルなどについてはこのスタイルで充分目的を達成できますが、問題の原因が複数あり、しかも複雑に絡み合っている課題が多い現在では、個人の能力が伸びるだけでは解決できないことも多く、より多角的な視野や発想が必要となっています。
わたしたちが重視するのは、組織やチームの関係性が活性化することです。
関係性の質が高まることで、「変化に対応し続けるチーム」が育まれ、個々の力を超えた成果を発揮できるようになります。
そこで大切にしているのが、「創発(そうはつ)」という考え方です。
創発とは、複数の要素が相互に作用し合うことで、単なる足し算以上の新しい性質や秩序が全体に現れる現象を指します。
わたしたちは、この創発が組織内の関係性から生み出されることを目指しています。
・互いの関わり合いから生まれる気づき
・一方通行ではなく、多方通行のやりとり
・個々の経験や視点を重ねる多様な視点
・与えられた答えではなく、自ら掘り下げる自分で考える力
こうした要素が掛け合わさることで、個人の成長を超えて、組織全体の創造性が高まり、新たな価値や解決策が生まれます。