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株式会社メタノイア ー 私たちは、自己変容・自己変革につながる根本的な認識の転換[メタノイア]のご支援を通じて、人と人、人と組織、人と社会、人と自然が、愛情あふれる調和の関係に至るためのお役に立ちたいと考えています。ダイアローグ(対話)やホールシステム・アプローチの考え方を中心に、人と組織の可能性を広げるお手伝いを行っています。

「待つ」か「促す」か「提案する」か

現在、ある会社のプロジェクトでメンバーにプログラムデザインとファシリテーターをやってもらっている。自分がプログラムから考え、その場のファシリテーターもすることで、メンバーはかなり鍛えられている様子。
終わった後の振り返りでは、必ずと言っていいほど「参加する立場とファシリテーターをするのとでは思った以上に違いがあった」と仰る。何が違うって、「この場を進めることへの責任感」の重さが違うらしい。

今回の振り返りで出たのは、「場に問いかけをした後、待つ方がいいのか、発言を促した方がいいのか、こちらから何か提案した方がいいのか、迷う場面が多々あった」ということ。
それ!同じ!自分がファシリテーターをやっていても、同じように迷う!!
正解はないので、どれを選んでも間違いではないんだろうけど・・より良い方向があったんじゃないかと後からもずっと悩む!

反応が思ったよりも薄いとか、何も返ってこないとなると、とても焦る。
時間も限られている。ますます焦る。
何故焦るのか紐解いてみると・・・私の場合、場に何か問いかけをすると、反応が返ってくることが望ましいと思っているからか。
 ・問いを投げかけることで、反応があるだろう
 ・それによって、対話が進むだろう
 ・だいたいこの辺りの話しになってくれるんじゃないか
と、プログラムの設計の時点で希望的観測のみで終わってしまっていることが原因の模様。。

まだまだ迷わないわけではないけれども、既述の3点に対して心構えをしておくだけでもずいぶんと違う。
・問いを投げかけることで、反応があるだろう
  →反応がなかった場合、どうするか?
  (そもそも何をここでクリアするといいんだっけ?目的・狙い・ゴールはどこだっけ?)
・それによって、対話が進むだろう
  →対話が進むような設計になっているのか?
  (問いは適切か?急すぎないか?事前情報はあるのか?)
・だいたいこの辺りの話しになってくれるんじゃないか
  →話してほしいことを話せるような問いになっているか?

「場に問いかけをした後、待つ方がいいのか、発言を促した方がいいのか、こちらから何か提案した方がいいのか迷」っていた私も、
①まず、その問いかけをすることの目的・狙い・ゴールが明確かどうか
②その目的・狙い・ゴールを達成するために適切な設計になっているかどうか
この二つを事前に考えておくことで、少しは迷う回数が減っている。

外からメンバーが迷いながらやっていることの一つ一つが、私の学びにもなっている。
できるだけ多く生の現場を経験すること。うまくいく現場はもちろん、試行錯誤の現場からも学ぶことが多い。


スタッフヤマモト

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