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【レポート】佐賀県嬉野市「うれしの未来カフェ」

平成29年5月、7月の2回にわたって、佐賀県嬉野市で嬉野市主催「うれしの未来カフェ」が開催され、第1回、第2回とも弊社代表の村岡がファシリテーターを務めました。

嬉野市の総合計画の策定にあたって市民の皆さんの意見を広く取り入れたいと、アンケートによる聞き取りや意見交換会を実施。

その一環として、今回の「うれしの未来カフェ」の計画・実施となりました。
今回は広く意見交換を行うため、ワールド・カフェでの対話をメインに 皆さんに嬉野市の未来を考えていただきました。

高校生から70代の方までご参加いただき、最初は緊張していた皆さんも、後半になるにつれて話が途切れる時間がないほどにお互いの思いを話していらっしゃいました。
終わるころには時間があっという間だった、普段話をすることがない世代の方々との意見交換はとても有意義だったとのお声があがりました。
また高校生からは、「大人と対等に意見交換をしたことや、町の未来につて具体的に考えたことがなかったので、とても面白かった」、「もっとこういう場所を増やしてほしい」との意見を聞くことができました。

嬉野市という観光も有名な土地柄なので観光関連について多くの意見が出るのかと思っていましたが、皆さんの話の中心は生活に関することが主で、特に高校生からは子供や学生が集まれる場所がもっとほしいとの意見があちらこちらで聞こえました。

他にも、大人はもちろん、高校生からも「嬉野のこういうところを残していきたい」という声も。
また、同世代の高校生同士が話すことで、全く違う視点で町を見ていることに気付き、お互いに刺激になったところもあったようです。

第2回は嬉野市塩田町「塩田津町並み保存地区」の歴史ある蔵の中で開催されました。


このような歴史ある場所で、未来のことを語り合った時間は、より皆さんの中の「嬉野っていいな」という想いを強くしたのではないでしょうか。
第1回、第2回と、おもてなしの心で細かなところまで配慮し、皆さんを迎えられた嬉野市役所のみなさんの心遣いが、話しやすいとても気持ち良い場を作っていました。
そのような市の方と、嬉野の未来を語るために足を運んだ市民の方とで共に作っていかれる、これからの嬉野市も楽しみです。

※佐賀新聞の記事はこちらから⇒佐賀新聞HP

担当:ヤマモト