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スタッフ閑話:橋を渡る

最近、「共感的に相手の話を聴く」というワークに参加しました。
ちょうど数日前のとある勉強会でも出ていた「共感」というフレーズ。
共感とは、同意や賛同とは違って・・・という話で盛り上がっていたのですが、ワークで実際にやってみると簡単なような、難しいような。
自分では共感しながら聴いたつもりでも、相手にとってどうだったのかと考えるとできていないのでは?と思ったり。
でも、共感しながら聴いてもらっているな、と感じたときは、リラックスして温かい気持ちで満たされたんですよね。共感しながら聴いてもらえるということは、とても嬉しいことでした。

私にはまだまだ練習が必要だな、と思ったのはもちろんですが、もうひとつこんなことも思いました。


よくコーチングなどで「相手とのラポールをとる」という表現が使われます。
相手との信頼関係を築くといった意味ですが、元々は「橋を架ける」の意味だそう。
今回ワークに参加してみて、共感的に聴くということは自分の居る場所から橋を渡って、相手の居る場所からの景色を見ることかもしれないな、と思いました。
どちらが良い・悪いということではなく、こんな風に見えるんだね、と感じること。
相手の場所から私の居る場所を見たらどんな風に見えるんだろう?と興味を持つこと、関心を寄せることが橋を渡ることにつながるようです。

スタッフ ヤマモト